『ネスカフェ・バリスタ』
手軽に、美味しくインスタントコーヒーが飲めるマシンです。
〜ネスカフェ公式〜
ワンタッチでクレマのある本格的なコーヒーと上質な香りが楽しめる。ラテやアイスもこの1台で。
私の仕事は在宅ワークなので、作業のお供としてコーヒーを楽しむために長年愛用しています。
寒い季節にはホットを、暑い季節にはアイスをと、年中大活躍しています。
そんなバリスタ、コーヒータンクで粉が固まってしまうことがあるんですね。。
この記事では、粉が固まってしまう原因と、部品の洗浄の手順などを詳しく解説していきます。
参考になれば嬉しいです。
- バリスタのコーヒータンクで粉が固まる原因は、長期間使用しないこと・湿度が原因
- 固まったコーヒータンクの対策として、部品の定期的な洗浄が効果的である
- バリスタ部品の洗浄手順を画像付きで解説
- 口コミからみる、コーヒータンク内の粉が固まるのを防ぐことができる方法
バリスタのコーヒータンクが固まる原因
コーヒーの粉はなぜ固まってしまうのでしょうか?
原因は主に2つあります。
- 長期間使用しない:
バリスタを長期間使用しない場合、コーヒーの粉がタンク内や入り口で固まってしまうことがあります。
使用しない間、コーヒーの粉が空気に触れ続けると粉の質が変わりやすく、結果として固まってしまうことがあります。 - 湿気の影響:
特に梅雨時期など、湿度が高い期間はコーヒーの粉が湿気を吸収しやすくなります。
湿気を多く含んだコーヒーの粉は、固まりやすくなる性質があります。
そのため、湿度の高い地域や環境・天気の悪い日にも、コーヒータンクの中の粉が固まるリスクがあるといえます。
以上が原因と考えられます。
固まってしまったら、無理に作動させずに部品を洗浄しましょう。
また、再度同じことにならないように、定期的に洗浄することをおすすめします。
私は現在、月イチでの洗浄を行っており、この頻度ですと湿気の多い時期でも固まることなく使用できています。
ですが、過去には酷い固まり方をしていたこともあります。。
私のバリスタ履歴
私が現在愛用しているバリスタマシンは、『バリスタ50(フィフティー)』です。
実はこれは3台目で、1・2台目は初期のバリスタを使用していました。
- 1台目:初期バリスタ・PM9631
約4年使用で作動しなくなった - 2台目:初期バリスタ・PM9631
気に入っていたので同じ機種を購入。
約4年使用で水タンクから水漏れするように。
ネットで情報を見てパッキン交換を試みるも、改善せず諦める - 3台目:バリスタ50 [Fifty]
現在使用中
1,2台目は偶然?にもどちらも約4年で使えなくなったので、このあたりが寿命なのかなと勝手に思っていました。
でも当時はメンテナンスをあまり重要視してなく、部品の洗浄に関しては、2台目までコーヒーの出が悪くなる、もしくは全く出なくなってからようやく洗浄する、といった感じでした。
ひどいと半年放置してたときもあった気がします
こういった抽出エラーを繰り返してたあたりも寿命に関係あるかもしれない、と思ったので、現在のバリスタ50に買い替えてからは月イチで部品の洗浄を行っています。
この『バリスタ50』、機能面でも非常に優秀で、初期バリスタと比べるといろいろとシステムが変わりました。
- タンクの粉切れが天窓から目視で分かるようになった
- 本体の構造が変わり、水漏れの心配がなくなった
- ブルートゥースでスマホアプリから操作ができるようになり、粉の量・お湯の量が自由に変えて淹れられるようになりすごく便利に
- スマホで淹れるたびにポイントが貯まるようになり、部品や商品などと交換できる楽しみができた
ポイントを貯めたいので、目の前にボタンがあってもわざわざスマホから操作して淹れてます笑
とにかく機能的も満足で、買い替えて良かった!と思っています。
バリスタのコーヒータンクが固まるのを防ごう
- 部品の洗浄で解決
- 部品の洗浄手順
- 洗浄は月イチがおすすめです
- コーヒータンクで粉が固まらない工夫
部品の洗浄で解決
コーヒータンクの粉が固まるのを防ぐには、やはり部品の洗浄を定期的に行うことが重要になってきます。
参考になるかわかりませんが使用状況として書いておきますと、だいたい1日、2〜5回抽出している感じですね。
そして洗浄は月イチです。
では次から、洗浄の手順を画像とともに解説します。
部品の洗浄手順
コーヒータンク取り外し
白と緑の部品を『開く(OPEN)』に沿って回し、タンクから取り外します。
今は月イチ洗浄しているので画像では比較的キレイですが、初期バリスタ時代は粉が固まって詰まるまで洗浄してなかったので、
赤矢印の部分にコーヒーが溶けてベットリ固まり、へばりついていました。
その固まりが粉の通りを遮断して出なくなってしまうんですね…
黒の部品の部分にも粉がたくさん付いていますね。
黒の部品は乗っているだけです。白と緑の部品も外してバラバラにします。
コーヒーの粉を別にする
粉はまた洗浄後に戻すので、清潔な小皿などに移しておきます。
暑い季節などは粉をいったん冷蔵庫に入れたくなるかもしれませんが、冷やしてまた出したときに結露して粉が固まる可能性があるので、常温でラップをかけて置いておきましょう。
部品をぬるま湯につける
全ての部品を洗浄していきます。
- 抽出部カバー(ドロワー)
- スライダーカバー
- 撹拌部(かくはんぶ)
- ドリップトレイ
これらの部品を取り外し、軽く水でゆすいでからぬるま湯につけておきます。
パッキンや撹拌部内のフィルターなども取り外し、全てバラバラにします。
ちなみにスライダーカバーはかなりコーヒー色に染まっているのでたまに食器用洗剤で洗ったりしてみますが、もう落ちないので基本的にはぬるま湯洗いのみで済ませています。
スライダーカバー
水タンクの洗浄
水タンクは食器用洗剤で洗っていきます。
このバリスタ50は、先代の初期バリスタのように直接手を入れて洗えない細身のタンクなので、細くて柔らかいスポンジのブラシで洗っていきます。
部品をゆすいで乾かす
ぬるま湯につけていた部品を、ぬるま湯に入れたまま軽く指でこすってから水をきり、ふきんの上に置いていきます。
撹拌部などは細かい目や角があったりするので、このような小さいブラシを使うとキレイになります。
このまま乾かします。
説明書では『一昼夜※乾かしてください』などと書いてありますが、だいたい半日くらいで乾きます。
(乾燥した時期なら数時間で大丈夫なときも)
- 一昼夜=24時間
粉が直接通らない部分は、軽く水滴が残っていても拭き取れば問題ありません。
部品を取り付けて抽出チェック
コーヒータンク以外の部品をセットし直し、いったんお湯だけ抽出して、きちんと作動するか確認をします。
そして組み立て直したコーヒータンクにコーヒーの粉を戻してセット、今度はコーヒーを普通に淹れてみます。
洗浄は月イチがおすすめです
説明書では、
- 毎日のお手入れ:
抽出部カバー(ドロワー)、スライダーカバー、撹拌部(かくはんぶ) - 週一のお手入れ:
コーヒータンク
とありますが、正直そこまではやっていられません。。
でも私が先代の初期バリスタを使用していたとき、詰まるまで洗浄しなかったのは正直『やらな過ぎた』と思っています。
飲みたいときに詰まったりしてガッカリすることもありました
(※自分のせいです)
今は月イチ洗浄でいつでも美味しいコーヒーが飲めるので、このくらいの頻度が適切かなと思っています。
コーヒータンクで粉が固まらない工夫
ネットでは、“お菓子や海苔などを買ったときについてくる乾燥剤を入れておくと固まらない”という情報もありました。
また、価格ドットコムさんではこのような書き込みがありました。
こんにちは、バリスタ固まりますよね!
コーヒー粉を入れるところは分解して洗えますよ。
価格ドットコムレビュー
私は湿気対策として小さめのガチャガチャカプセルに乾燥剤を入れて放り込んであります。(笑)
これなら粉と一緒に乾燥剤が巻き込まれたりしなくて、故障対策にも良さそうと思いました。
梅雨のジメジメした時期などは特に粉が固まりやすいと思うので、月イチでも洗浄が厳しいという方はぜひ参考にしてくださいね。
ネスカフェ・バリスタのコーヒータンクが固まる原因と対策を解説!・まとめ
面倒に思う部品の洗浄作業ですが、慣れればそう大変でもなくなります。
むしろいつでも安心して淹れることができるので、ガッカリすることがなくなって快適になりました。
月イチだけ、やりましょうね。
では今回の記事をまとめます。
- バリスタを長期間使用しないと、コーヒーの粉がタンク内で固まることがある
- 空気に触れ続けるとコーヒーの粉の質が変わり、固まりやすくなる
- 湿度が高い期間はコーヒーの粉が湿気を吸収しやすい
- 湿度の高い地域や天気の悪い日にも固まるリスクがある
- 固まった場合は、無理に作動させず部品を洗浄することが推奨される
- 定期的な洗浄が固まりを防ぐための対策としておすすめ
- 洗浄の際は、部品をぬるま湯につけることが効果的である
- 洗浄後は部品の取り付けと抽出チェックを行うことが必要である
- 乾燥剤をコーヒータンクに入れると固まりにくくなるとの情報がある